メンドーをおかけシマス
祥平に・・・ってこと????

ありえな~い!!!

何いってんの、羽瑠ったら??

私がほうけていると、亜由美が、
ぐぐっと私の顔に
自分の顔を近づけて言った。

「だ~か~ら~!!、
沙南はぁ、
奈々美の手紙を
翔平に渡したんじゃなくってぇ、
沙南が書いたラブレターを渡したの!!」

やっぱり・・・
私が書いたラブレターって言ってる???
って、まって!!

そ、そんなの、
書いた覚え・・・
ないんですけどぉ~!?!?

「ぷっ、沙南の顔っ、驚いてる!!」

優衣がおかしそうに笑ってる。

イヤ、優衣だけじゃない。

他の三人も!!!

いったいぜんたい、どういうこと??
< 63 / 179 >

この作品をシェア

pagetop