メンドーをおかけシマス
「「「そうそ、
告白っきゃないって!」」」

そうかなぁ~??
なんかそれって、 四人に
都合のいい解釈だと思えるんだけど、
ここで反論しても、この四人じゃ
ぜったい勝てっこないから、
そのまま黙っていた。

ってなことが、あったんだ。

それじゃ、また、
激励会当日にもどるね??

「沙南、祥平、気合入ってるかも??」

「あ、やっぱり??郁美もそう思う??」

セレモニーの途中だってのに、
亜由美と郁美が、
私を巻き込んでひそひそ話をはじめた。

「だってさぁ~。
セレモニーの準備もさぼってさ、
今頃、部室の掃除でもしてんじゃない?」

「なるほどぉ~。
部室を掃除して沙南を迎えようなんて、
翔平、マジ気合入ってんだねぇ~。」

二人の思い込みってこわい!!

リアルに聞こえるから、よけいこわいっ。
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