*あたしの秘密*〜恋のタイムスリップ!?〜
『政宗…』
あたしは決意した…政宗には戦に行ってほしい…だってこのまま何もしなかったら桃葉さんが亡くなるか…城や町がとられるいずれどちらかになってしまうんだもん…それなら何かしてみた方がましじゃん…もしかしたら政宗が亡くなってしまうかもしれない…いや…亡くならない…政宗なら…
『政宗…戦に行きなさい』
『あかり…何てこと…俺が死んでもいいのかよ』
『違うっ!…そんなこと思ってないよ…政宗が桃葉さんも城も町も守ればいいの!…それには戦うしかないんだよ』
私は泣きかけながら…強く政宗にぶちまけた…
『嫌だ…』
『政宗っ…そうするしかないの』
『嫌だ絶対にあかりと離れたくない』
『あたしだって…でも』