色、光。





プルルルル…




そんな話をした次の日の夜。

電話が鳴った、嫌な予感がした。


「はい、もしもし…。」


電話は病院からだった。









「母さん!!」


病室に駆け込むと
母さんは俺の方を見た。




「ひか…る…?」


そして苦しそうに俺に手を伸ばした。







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