pinkな関係 桃華×悠【完結】
「もう、誰かにあげればよかったのに…とか言うなよ?」


耳元でそんな囁きが聞こえた



「言わない…誰にもあげない…あたしだけのもの。」



精一杯伝えたかった


あの日のごめんね…のかわりに。






「…三ツ木先生?」


申し訳なさそうな橋本先生に声をかけられると

あたしは一気に現実に戻されるわけで…
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