pinkな関係 桃華×悠【完結】
謝恩会の行われるホテルへ着いた時、既に時間は過ぎてしまっていた



急いで会場のドアをあけるといつものように女の子達に囲まれる



「悠!かっこいい!」

「悠くん遅いよ〜!」



そんな言葉をかき分けながら中へと進む




今日は相手をしている余裕はない



俺は探していた

たったひとりの大好きな人を。





遠くに桃華を発見したときその姿にドキッと心臓が高鳴った




あのドレス・・・


何で?


たしかうちにあったはずなのに・・・






その時ポケットの携帯がふるえ左手で携帯を掴む



”悠。ドレスちゃんと渡さなきゃだめじゃない。”




はっ?

母さん??




なんでだよ


なんで桃華だって知ってんだよ




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