pinkな関係 桃華×悠【完結】
「やだ。」



「先生に拒否権はないけど」



なんですと???



だけど‥‥

あまりにも冷めた飛田悠の視線に
あたしは従うしかなかった





いわれた場所に立つ


「で、何?」




向き合うと飛田悠との距離が思ったより近かった





「俺にキスして?」



ポカンとしてしまう。



「バカじゃないの?」



呆れて席に戻ろうとするあたしの腕をその男はガシッと掴んだ





「言ってるでしょ?先生に拒否権はないの。」
耳元で小さく囁かれる



「そんなのっ」


おかしすぎる!

ありえない!





「俺の言うことは絶対、でしょ?」


脅迫めいたその瞳に

あたしはなにも言うことが出来ない。



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