嘘つきな彼女

「行ってらっしゃーい」



ぐっと友依の背中を押す。



「あ、ちょっと花ちゃん!」



文句を言いながらも、素直に岳に着いて行く友依。



廊下に見えなくなるころには隣に並んでいて。



やっぱり、うらやましかった。

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