嘘つきな彼女

服は全部高級ブランドで、女子高生の手の届く物ではない。



要するに、手の届かない憧れのブランド。



クラス中の視線を集めながら、黙々と片づける。



「はい、どうぞ」



急に聞こえた、甲高い声。



それと、差し出されたキレイにたたまれた服。

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