【短】尽忠男
「志維!話があるんだけど、ちょっときてくれない?」


思い立ったら即行動!

食堂で友達と話してる志維の元へ駆け付けた。


「何?ここじゃダメなの?」


はい、きた!

めんどくさいオーラ!


「ちょっ…志維」


「あ、えっと、あたしら席外すね」


周りの子の方が空気を読んで気を遣ってくれる。


「えっ、何で?いればいいじゃん」


ははっ!普通気付くだろ。

本当に鈍感なんだなー。


そんなところもかわいくて…もう俺、我慢できない!


「志維好きです!付き合ってください!」


まだ友達も移動してなかったし、他にも人はいたけど、俺は気にせず告白した。

好きなんだから仕方ないよな。
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