学園Princess

『ねぇー!
ゆみー?
何処、行くのー?』

私と海夏の
腕を引っ張りながら
歩く、ゆみに
尋ねる。

「聞きに行くのよ!」

好奇心に溢れながら
ゆみ が答える。

「何を?」
海夏が聞くと、

「話よ!
は・な・し☆
《ええぇーーーーーーー
!!!!!!!!!!!!》
って言うぐらい
の 驚きの話!
なんか
気になるでしょ♪?」

きっと
向こうの方で
騒いでた女の子達を
言っているんだと
おもう。

そうこう
してるうちに
騒いでた女の子達の
集まってる場所に
着き、

「ねぇ!
なんの話、してんの?」
と ゆみが
女の子達に聞く。

間から 入ってきた
ゆみを見て、
話していた子達が
いっせいに
嫌な顔をする。

{そりゃあ
嫌な顔するよね。
割り込んで
くんだもん}笑

でも、ゆみ は
そんなの
おかまいなしで
「教えなさいよ!
気になるじゃない」

威張る。

ゆみが 割り込んだ
女の子達グループは
みんな、
セーラー服 級の
地位。
でも、ゆみ は
セーラー服 級の
中でも、上の方の
地位だから
ガールズトーク
してた女の子達も
はむかえない
様子。
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