学園Princess

『祐…斗』
『ゆ……ぅと』

彼の優しさに
涙が溢れた。
次々と頬を伝う雫。
こんなにも
私のことを
想って
くれているんだ。

『ゅ…ぅと?』
「ん?」
私の涙を
指で優しく
拭ってくれる
祐斗。

{祐斗…}



『ありがとう。』
私は
心からそう
思った。
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