学園Princess

フワッ__

突然、地面から
足が離れる。

『キャッ』

まじかに見える
祐斗の顔。

『ゆ…祐斗
お、おろして。』
「泣いている、
姫をおろすわけには
いけません。」

地面から足が
離れたのは
祐斗が私を
抱き抱えたから。
それも
おとぎばなしの様な
お姫様抱っこ。

『私、重いよ!
おろして!』

そんな 私の話しを
無視して
私を抱えたまま
竜也が
向かってきてる
方向へ
ゆっくりと
歩き出す祐斗。
< 139 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop