学園Princess

*゜。Airi Enomoto。゜*


*篠崎竜也 Side*


学年があがってから
登校、初日。
昨日は
俺も祐斗も
欠席していたから。

祐斗と二人で
教室に入ると
いつもみたいに
教室中の生徒が
でかい声で
名前を呼んでくる。

「きゃー!
篠崎様ー。原西様ー。」
「こっち向いてー!」

多分、俺らが
金持ちで珍しいから
だろう。
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