学園Princess
桜ピンクの
髪色。
少し、くせっ毛で
腰まである
長い髪。
白い肌に
自然な頬の赤み。
化粧は全く
していなくて
見栄ひとつない。
それに
俺や祐斗には
見向きもしないで
彼女は友達二人と
楽しそうに
じゃれあっている。
化粧も髪型も
朝からスタイリストに
やらせ、
すべてに対して
見栄を
張りまくっている。
俺の周りにいる女は
みんなそうだった。
だから、
彼女の存在 すべてが
新鮮で
生まれて初めて
興味というものを
持った。
と 不意に
彼女と目がバッチリ
あった。