学園Princess
御祖父様ゎ
いつも
一緒にゎ
居てくれなかった。
小さい時、
【 御祖父様、愛梨も
御祖父様と
一緒に 暮らしたい
です。 】
と
言ったことがあった。
でも
【わし は
忙しいから 駄目に
決まって
いるだろう。 】
そう 言われた。
はじめて
声をあげずに
泣いた。
【 御祖父様、愛梨も
御祖父様と
一緒に 暮らしたい
です。 】
と言ったら
【じゃあ そうしよう。】と
頭を撫でながら
言ってくれると
期待していたから。
悲しみが 大きかった。
その日 以来
自分の気持ちゎ
いつも 押し殺して
きた。
寂しい気持ちも
甘えたい気持ちも
怒りも
悲しみも
全部。
気持ちを 表しても
意味がないことを
知ったから。
むしろ
気持ちを表して
全面的に
否定されるのが
恐かったから。