学園Princess

いつも
私たち三人で
お昼を食べている場所に
くると
「なんか
気分悪くさせちゃって
ごめんね…。」

原西さんが
謝る。
『いっ、いえ。
大丈夫ですよ?』
と 答えながら
なんとなく
微笑してしまった。
「えっ?
なんか、俺、
面白い事
言った?」
タイミング的に
微笑しながら
答えるのは
確かにおかしい
から
聞いてきたの
だろう。
『いえ。
なんか 原西さんって
いつも、私たちに
謝ってるなぁ
と 思って』
「確かにっ☆
それに、
原西さんは
何も悪いこと
してないですか。」
と ゆみが
言うと
「でも、
夢丘がしつこかった
し…。
あいつとは
家柄的に
関わりがあるんだけど
昔から
なんとなく
苦手なんだよね。
女王様キャラとか…」
と 原西さんが
言うと、
「あいつ、うざい。」
と 篠崎さんも
続いて…
{なんか
暗いモード突入?}
と 思ったから
『あの!
お昼…食べません?』
と 少し
大きめな声で
言うと
「そぉだね!
食べよっ。食べよっ!」
と 海夏も
のってくれたのも
あり、
さっきよりも
少し、明るいモードで
お昼を食べはじめた。
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