学園Princess
お昼を
食べている間は
世間話トカ
趣味の話しトカ
色々な話しをし、
昼休みも終わると
いうことで
五人で話しながら
教室へと戻った。
教室へ戻ると
すぐさま、
夢丘さんが
ゆみ や 海夏の元へ
走ってきて、
「藤田さん や
高山さんも
今日、うちでやる
パーティーへ
どおかしら?」
と ゆみ、海夏に
話しかける。
「…。
あぁ、
あたしはパスで。」
「私も
遠慮させて
いただきます。」
と 二人で断る。
多分、私が
誘われていないのを
気にしてだと
思う。
『ゆみ、海夏?
あたしは大丈夫だよ?
せっかくだし
行ってきなよ!
ね?』
と 小声で言うと、
「いいのよ!」
「そぉだよ!」
と 小声で
返して
くれているのを
みて
「ごめんなさいね?
榎本さん。
悪気があるわけ
じゃないのよ?
でも…ほら。
話しとか
合いそうもないでしょ?
だから
榎本さんにとっても
つまらないかな…
って」
と 小悪魔みたいな目で
言ってきた。
多分、
身分が違うから
立場をわきまえろ。
と いう意味だと
思う。
だから
『大丈夫です。
わざわざ
気にしてもらって
すみません。』
と 謝り、
彼女の顔をみると、
ものすごく
怒ったような顔で
私を睨み、
「うっとうしい
のよ!!
何、謝ってんの?
私の言っている
意味が分からないの?
たいして可愛くも
ないくせに
竜也様や祐斗様に
媚び(こび)
うって、
邪魔なの。
ムカつくの。
藤田さんや高山さんが
迷惑してるの
分からないの?
馬鹿じゃないの?」
と おもいっきり
言われた。
別に悲しくも
なかった。
言い返そうとも
思わなかった。
いちよう
『ごめんなさい』
と だけ謝り、
席についた。
一分もしないうちに
先生がきて
授業を始めたのが
救いだった。
あまりにも
クラス中の人から
軽蔑(けいべつ)
されたから。