学園Princess
1時間ぐらい
経った後、
「あいりちゃん!!」
と 原西さんが
私に駆け寄ってくる。
『原西さん?
なんでここに?』
普通、こんな時間帯に
学校にいるのは
おかしい。
「いや。
たまたま、
忘れ物しちゃって…
取りに来たら、
あいりちゃんが
ここにいたから。」
『そうですか。』
「うん…」
『じゃあ、
私はこれで。』
その場を
立ち去ろうと
すると
原西さんに
肩を引っ張られた。
そして
背中を壁に
押し付けられ、
原西さんは
私の顔の横に
手をつき、
私の顎を指で
あげ
彼の目と
無理矢理
合わせさせる。