学園Princess


ふわりとした
風に、
鼻をくすぐる
ような花のにおいで
目を覚ました。

裸のままの
私と祐斗。

『私、やっぱ最低
だね。』
と 呟く。

ヤッたのは
初めてじゃなかった。
街中で
家族 仲良くしてる
所をみたりして
寂しくなったりした
夜は、わざと
繁華街に繰り出して
誘われたら、
なるがままに
なってた。

祐斗は
私達と
仲良くしてくれた
友達だった。
{優しい人なのに…
傷つけちゃったね…
ごめんなさい。}


半乾きの体操着を
着て、
体育倉庫を
出た。
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