学園Princess

obedientfeeling‐素直な気持ち‐


体育倉庫を
出て、私は家に
戻った。
『ただいま…』
私の声だけが
小さく響く。


朝帰りで
今から、学校へ行く気
にも なれたなかった
私は
学校をサボって
朝日をあびながら
寝はじめた。











チュンチュンチュン_
小鳥が
朝のひざしの中で
さえずって
いる。
『丸一日
寝ちゃった…』
携帯を見ると
30件以上の
電話やメール。
全部、
ゆみ や 海夏
だった。
{どうして…。}
二人は
私のせいで
傷ついた。
なのに
{どうして
私の事、心配
してくれるの…?}

♪~~♪~

携帯が鳴り響く。
ディスプレイには
【ゆみ】
の文字。

ダッ_。
携帯を置いたまま
家をとび出した。
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