学園Princess

風が吹き、
桜吹雪が舞い散る。

ゆみ や 海夏、
祐斗・篠崎さん
の笑った顔が
頭を過(よ)ぎる。
泣きそうになる。

{泣いちゃだめだよ…
私…}

「いいんじゃん?」
『えっ!?』
突然、後ろから
かけられる声。
振り向くと
私が座っている
樹の枝のすぐ近くの
枝に座っている
彼_。












『篠崎さ…ん?』
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