学園Princess


それから
あっという間に
週末になって、
約束の土曜日。

髪をポニーテールに
結わいて
白がベースの
小花柄、ミニワンピを
着て
ピンクのパンプスを
履き、
白いバックを持つ。


ピーンポーン♪

ちょうど
インターホンが
鳴って、
玄関を出る。

『おはよ!』
「……。」
『祐斗?』
「愛梨ちゃん…。」
『はい?』
「すっっっっっっっっっっっっげーーーーーーー
可愛い!!!!!!!!!!」
『え?』
「愛梨ちゃんの
私服、すっげー
可愛い!!」
『ありがとう
ございます!
あっ!
何処、連れって
くれるんですか?』
「着いてからの、
お楽しみ!」
『お楽しみ
なんですか?』
「そう!
お楽しみ!
じゃっ、行こっか!」
『うん。』

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