無口なお姫様

―なに、ここ………。

悪がいっぱい居るんですが……。

……まぁ、気にしないけどね?
だって興味ないから。

咲弥は茶色がかった
長い艶やかな髪を揺らして
体育館にむかった。


入学式が始まった。

にしても、校長話長い。

まぁいいや……ちょっと寝よ。

―起きた頃には、みんな教室に
行く途中だったから

ついていった。

……何組だっけ…?

まぁいいや。
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