婚約者となんて!





「西藤、やっぱりお前は


 噂どおりいい奴だ」







「噂?まぁなんでもいいけど。


 とりあえず俺は行くな」







「あぁ、じゃあ」








西藤は歩いて行った。







そして俺は、美音に近づく。






「美音」







振り向いた美音は、少し


焦っている気がした。





< 139 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop