恋愛中学生
はぁ…。
またため息。
何て返信しようか……。
うーん………。
『ごめん…まだ直らない。優美亜はオレのコトどう思う?』
まぁこんな感じかな。

オレはベッドにダイブした。
ちきしょう……。
どうしたらいいんだよ。
オレもガマンの限界。
せっかく、つき合えたのに…。
♪チャラン〜
メールだ。
優美亜か??
女子って返信はやいなぁ〜。
『もう十分よ!お世辞じゃないから!十分直ったよ。だって……勝手にキスしなくなったじゃん…?』
―ドクン…ドクン…
心臓の音が高鳴る。
優美亜…。
オレのコト、ちゃんと見てたんだ…。
ありがとう…優美亜。
オレには君しかいないよ。

「おはよ〜♪」
優美亜が走ってくる。
かわいい…。
「おっ……!?」
オレは驚いた。
だって…優美亜がオレに抱き着いてきたから。
久しぶりな関係だな。
「友也!!!!!大好き!!!」
―ドキドキ…
優美亜がいきなりこんなコトを言い出すから、照れるだろ!!!!
「オレも♪優美亜ちゃん?顔が真っ赤だよ」
ホントに。
優美亜、ホントは照れ屋さんなのにあんなコト言って〜。
「なっ!!!!!!!人がせっかく勇気出して言ったのに!!……ちきしょう…あとで覚えてろ!!」
はぁぁ?!?!?!
< 107 / 118 >

この作品をシェア

pagetop