恋愛中学生
それより………。
私と友也は家が近いのかな?
私と秋弥と同じ方面なら、小学校も同じはずだよ?
疑問がいっぱい…。
友也に聞こう。
「ねぇ?友也ん家どこ?」

すると友也は自分の家を指差した。
友也の指を差す方向を見ると…………
!?!?!?!
はひ?!
うそでしょ……?
私ん家と同じマンション。
マジですか…。
でも、こんなにカッコイイ男の子なんて、いたかな?
「まさか、優美亜気付いてなかったの?オレ、隣だよ♪」
「はぁぁ?!またまた〜。冗談でしょ?隣だったら気付いてるし。」
私はあまりにも、隣だと言うのが信じられなくて、笑った。
「冗談じゃないよ?オレは優美亜と何回も挨拶をしたよ。エレベーターも一緒に乗ったよ?」
ぽかーん…。
そんな記憶どこにもない。
「うーん…。ごめん。思い出せない……。」
私は謝った。
「いや、別に謝るコトでもないよ!まぁ、改めて隣だからよろしくネ♪」
友也は“ニカッ”って感じで、笑った。
その笑顔ズルイよ…。
心奪われるじゃん。

ん?!まてよ???
じゃあ、友達になったトキ、私を知ってたってコト?
友也に問い掛ける。
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