恋愛中学生
美花ちゃんでした。
ふぅ…。よかった。
「こんにちわ〜」
私は笑顔で言った。
美花ちゃん、可愛すぎ!
美少女だよ〜。
憧れるよ。
「どーぞ♪」
なんか美花ちゃん、ハイテンションじゃない?!
「ホント?じゃ、おじゃまします!」
私はお辞儀をして入った。
まぁ、一応人の家だし。
この前と全然変わってないな。
いい匂いがするよ〜。
バラの匂いかな?
「優美亜ーー!!!」
キャッ!なになに!?!?
…!友也?!
急に抱き着いてきたんだよ?!
びっくりしないわけがないよ。
「な、なによ!びっくりしたな〜」
私きっと顔真っ赤だよ。
だってまだ離してくれないんだよ!?
「ドッキリだよ♪オレいたずら大好きなんだ♪」
めっちゃ楽しそうに言う友也。
…か、かわいいんですけど!
「そ、そう!それより宿題終わらせようよ」
私は話を逸らした。
もうドキドキが止まんないから。
「いいよ!オレの部屋涼しいよ」
友也が部屋のドアを開ける。
その途端、涼しい風が私に当たる。
気持ちいい…。
って和んでる場合じゃないよ!!
宿題宿題!

「優美亜?これどうやんの〜」
友也がなんか聞いてくる。
私バカだからわかんないよ…。
「数学じゃん!友也得意じゃないの?!」
そう。
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