恋愛中学生
「じゃーな」
「うん♪バイバイ」
「じゃーねー!」
オレらは別れを告げた。
オレと優美亜はマンションも同じで、しかも近所♪

「ねぇ?友也は好きな人いる〜?」
ギクッ!!!!!!!!
いきなりだから心臓ヤバい……。
落ち着け!自分…。
「い、いない…よ?!」
図星だから言葉がおかしい…。
「………♪ふーん♪いるんだぁ♪」
……(泣)
ばれた…。
でも、誰かはわかんないから…大丈夫だよな〜…?
でもばれたら絶対フラれる……。
「……。前さぁ?契約したよなぁ〜。優美亜の好きな人をいつか教えるってさぁ♪覚えてる?」
オレはこの話を持ち出してみた。
話を逸らすために…。
優美亜は‘しまった’って顔してる。
「…。ふ、ふーん…。覚えてたの…」
優美亜が焦ってる。
こういう性格の優美亜も結構好きだな…♪
「あたりまえ☆いつか教えてくれるんだろ?もうそろそろよくない?ダメ?」
オレは笑って言ってみた。
…ん????
優美亜、顔赤い…。
気のせい…?
熱でもあるのか?
「優美亜〜?大丈夫?熱あんじゃない?」
あらら……?
さらに真っ赤。
寒いのか…?
まぁいいやぁ〜。
「だ、大丈夫だし☆」
笑顔で返ってきた。
…。かわいい。
時間もあっという間だ。
< 37 / 118 >

この作品をシェア

pagetop