恋愛中学生
えっ???
今何て言ったの???
「友也ぁ?今、好きって言ったの?」
私の聞き違い?
「あぁ。ハッキリ言うよ?
オレは優美亜が恋愛として好きです。」

……うそ…
夢みたいだよ…。
友也が私を好きになってくれるなんて…。
「それ、ホント?」
私は信じられなくて問い掛けてみた。
すると、友也は顔を赤くして言う。
「あったり前だろ?うそだったら告んないよ…」
うれしい…うれしい…
なら、私もハッキリ言わないと…。
「友也、聞いて…?」
「ん?何?」
ドキン…ドキン…
「私も友也が恋愛として好きなの…」
どうかな…?
伝わったかな?
「そんなの知ってたよ♪」
な、なにぃ〜!?!?!
知ってたぁぁ?!?!?
一気に体中が熱くなる。
「そんな〜…」
勇気を振り絞って告白したのに…。
その時…

―チュッ

屋上に甘い音を立てながらキスをされた。
!!!!!!!!!!
顔が熱くなるのがわかる。
「つき合うよな?」
「もちろん☆」

こうして私たちはつき合うコトに。
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