恋愛中学生
はいぃぃ?!?!
バカじゃないの?!?

ドキン…ドキっドキ…

てか、めっさドキドキしてるのは気のせい…?
「じゃあ、オレ部活行く。てゆーか、今まで通りに仲良くしよーな?」
こう言って手を振りながら去っていった……。
私はと言うと…口をあんぐりと開けたまま。
だって…秋弥が私を好きってありえないもん!
でもね?
うれしかった。
自分の気持ちをぶつけてくれて。
でもね?
その気持ちに応えられないのが悔しい…。

ごめんね…
秋弥の気持ちに応えられなくて…。

そう心につぶやいて、心にしまっておいた。

不安が一つ浮かび上がる。
友也に秋弥に告られたコトを隠し通すか、正直に言うか…。
怒るかな…?
やっとつき合ったばっかなのに、こんな出来事が起きたなんて聞けば……。
ぎゃー!!!!(汗)
想像しただけでイヤだ。
う〜ん…
どうしようかな…
あー!もうっ!!
ムシャクシャする!
秋弥のバカ!アホ!

部活中、全く集中できなくて空振りばかり…。
オマケに、コート外にボールを出しちゃって取り行くはめに…(泣)
しかも、あの人物達とバッタリ…。
「よっ優美亜♪てか、さっきから空振りばっかだよな…?何かあった?」
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