恋愛中学生

ギクッ!!!!!!
図星………。
｢へ?な、ななな、なんでもない!｣
あちゃー…。
私、言葉がおかしいよ。
嘘が下手なんだよね…私。
｢アハハ!言葉おかしいよ〜何だ?帰る時に話せよ｣
イヤだ…イヤだ…イヤだ!!!!!!!!
｢はっ?!ちょっ?!ム…｣
私の言葉を遮りキスされた。
てか、この姿を誰か目撃したらどうすんだ?!
しかも、秋弥の前で……。
｢ん!んんん!!｣
私は友也の胸をドンドン叩く。
だけどやめてくんない。
コイツ……
ここは学校。
キスなら学校じゃない場所でしてくれる?
…って、そうゆう問題じゃないし!!!!!
簡単にキスするなよ!!!

友也がやっと唇を離してくれた。
｢友也!!!!ここは学校!｣
｢ごめんねごめんね〜｣
｢コラっ!!!反省してないでしょ!｣
｢優美亜?落ち着け。もう部活戻らなきゃ｣
都合のいいヤツ。
背中殴ろうかと思ったよ。
｢私もだし!べーだ!｣
私はあっかんべーをした。
｢そんな顔したってかわいいだけ♪｣
なにぃ?!
ドキドキ…ドキン…
友也にかわいいって初めて言われた。
もしかしたら、お世辞かもしれない。
でも、チョーうれしい!
だって、私さぁ?ママに週3くらい｢あんたブス｣って言われるし…。
自分はモデルだからって!