恋愛中学生
手を伸ばせば届く!!
「捕まえ………」
?!?!
体が浮いた?!
うわぁ!転ぶ!!!!!
キャーーーー!!!!
―ドシンっ!
いったー……くない。
あららら???
確か顔面から転んだはず……。
!?!?!?!?!
はぁぁぁ?!?!?!?!
私は大変なコトをしてしまったのだ…。
「痛ぇ……。おい。降りろ!」
あーあ…。
友也の上に跨がってしまった…。
「櫻井〜エロいよ〜」
秋弥がニヤニヤしながら見てくる。
みんなの視線が痛いよ…。
「ご、ごめん…重かったでしょ?」
私はこう言いながら降りた。
「全然?てか、優美亜さぁ?何キロだよ!軽すぎ!」
「お世辞は結構よ。でも、40キロはないから!」
身長は153センチで体重は36.4キロなんだけどさぁ…。
まぁいいや。
てか、私顔赤くない!?
「あーあー♪優美亜顔が真っ赤」
!!!!!!!秋弥め…。
一生恨んでやる!!!
「ち、ちがう!!バカ!!」
私はこう言い放ち、自分の席に座った。
「あーあ♪アハっ!ラブラブね♪」
玲子まで……。
キーーー!!!!!!!
悔しいわぁ!!!!!
「玲子ちゃん?もう一度おっしゃって?」
私は悪の笑みを作って言った。
指もポキポキならしながら。
「うわぁ!!」
逃げたな…。
まぁいっかぁ〜。

私は授業中、考え事をしてた。
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