【改正版】好きと言わせて...。
図書室の窓辺に座り、俺は美園が来るのを待った。放課後の図書室はたいてい誰もいない。二人きりで話したい時は最高の場所だ。



しばらく待っていると美園が来た。




「拓也君、ごめんね待たせちゃって。話って何?」



美園は俺の前で立ち止まった。俺は立ち上がり美園の顔をみて言った。




「美園のことが好き。」



告白しようと思った時は緊張して上手く言えるか不安だった。
でも、美園を見たら自然と言葉が出てきた。




「えっ・・・」



俺の突然の告白に驚く美園。



美園には好きな人がいるのかな?



「大好き」



振られてもいいから、



「美園の気持ち教えて。」






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