【改正版】好きと言わせて...。
その後は、メーリーゴーランドやコーヒーカップなどに乗って楽しんだ。



そして、日も暮れ街頭が点きだしたころ



「ねぇ、観覧車乗ろぉ!」



美園が巨大な観覧車を指差して言った。



「いいね!乗ろっ!」



あたしと美園は観覧車乗り場まで走った。その後を拓也と龍が歩きながら追いかける。



あたし達の前には10組くらいの家族やカップルがいた。あたし達の番が近づいてきたころ、



「2つに分かれて乗ろぉぜ。」



「そうだな。」



拓也と龍がそんな話をした。



あー、最後くらい美園と2人になりたいわけね。



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