【改正版】好きと言わせて...。
地上についてゴンドラから降りると、拓也と美園があたしたちを待っていた。良かったぁ。日が暮れてて。あたしの顔、今絶対ヤバイもん。こんな顔見せれないよ。




「これからどうする?もうすぐ閉館みたいだし。」



「う~ん。お腹すいたしご飯でも食べに行く?」



拓也と美園の会話にあたしの顔は引きつった。


お腹はすいたけど、お店なんか入れないよーー!!明るかったら、顔がはっきり見えちゃうじゃん!!



どうしよーーと考えていると、


「あー、俺らパスするわ。ご飯なら2人で行って。じゃーな。」


あたしの気持ちを察知したのか、龍があたしの手を引っ張り遊園地の出口に向かった。



「ありがとー、龍。」


「別に。」



あたしたちは遊園地を後にした。







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