【改正版】好きと言わせて...。
放課後あたしは掃除当番だったため、掃除をしてから屋上に行った。



屋上にはすでに拓也がいて、フェンスにもたれかかっていた。



「遅くなってごめんね。」



あたしは拓也に謝りながら、拓也の隣に座った。



「いや、平気。それより呼び出してごめんな。予定とかあった?」



「ううん。なかったよ。それより話があるんでしょ?」



あたしがそういうと拓也は一瞬驚いた顔をして、すぐに悲しそうな顔をした。



「なんだ分かってたのか。」



「まぁね。」



「愛も俺の噂聞いてる?」



「うん。」







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