【改正版】好きと言わせて...。
「あたし、もう何をしたらいいのか、自分が何をしたいのか・・自分で自分が分からない。」
あたしは紅茶を握りしめ下を向いた。龍は黙ってあたしの話を聞いてくれている。
「拓也のことは好きだけど、それと同じように美園のことが好きだから。拓也を好きな気持ちは捨てて、2人を応援しようって思ってた。だけど今の2人を見るのが嫌で。このままじゃ拓也と美園のことが嫌いになりそうで・・・」
「・・・・」
「でも・・・1番嫌なのはあたし自身。自分で決めたことなのに。辛いって分かってても応援するって、自分で決めたのに。2人のことを応援出来ない自分が嫌・・・もう何もかもが嫌で仕方がないの。」
瞳には再び涙が浮かんできた。
あたしは紅茶を握りしめ下を向いた。龍は黙ってあたしの話を聞いてくれている。
「拓也のことは好きだけど、それと同じように美園のことが好きだから。拓也を好きな気持ちは捨てて、2人を応援しようって思ってた。だけど今の2人を見るのが嫌で。このままじゃ拓也と美園のことが嫌いになりそうで・・・」
「・・・・」
「でも・・・1番嫌なのはあたし自身。自分で決めたことなのに。辛いって分かってても応援するって、自分で決めたのに。2人のことを応援出来ない自分が嫌・・・もう何もかもが嫌で仕方がないの。」
瞳には再び涙が浮かんできた。