【改正版】好きと言わせて...。
「いやぁっ・・・」



「っ・・・」



あたしは龍の唇を噛んだ。龍の唇が離れた瞬間、あたしは龍を突き飛ばし家まで走った。





玄関で靴を脱いだ時、聞こえたお母さんの声も無視して階段を駆け上がった。



あたしの部屋に入ってドアを閉めた瞬間、足の力が抜けてあたしはそこに座り込んだ。




涙が自然と頬を伝う。



「・・・ぅぅ・・・っん・・」




拓也、美園、龍・・・




いろんなことがありすぎてあたしの頭も心もぐちゃぐちゃだった。











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