【改正版】好きと言わせて...。
学校についたあたしは靴を履きかえ教室に向かった。教室には明かりがついてなく、誰もいなかった。




「ちょっと早すぎたかな。」



電気をつけ、自分の席に座る。



ちゃんといつも通り拓也と接すること出来るかな?






―――――・・・・
―――・・・




「おい、愛!!なんで何も言わずに先行くんだよ!!」




「あれ?拓也?」




拓也の声ではっと我にかえる。時計に目をやると8時25分。来たのは確かに7時50分ぐらいだったから30分以上もぼーっとしてたのか。




「おいっ!無視か!!」




「あぁごめんごめん。朝起きてから学校に課題忘れてるの思い出して急いで家出たんだった。拓也にメールするの忘れてた。ごめんね。」




この言い訳は朝家を出る前に考えたもの。なんとか普通に接することが出来た。




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