【改正版】好きと言わせて...。
「本当!?嬉しい!ありがとう、愛。」
本当に嬉しそうに笑う美園。
「これ、お礼。好きでしょ?」
美園は自分のお弁当に入っていた唐揚げを、箸でつまんであたしのお弁当箱の蓋の上に置いた。
唐揚げはあたしの大好物。美園はよく、あたしにおかずをくれる。しかもあたしの好きなものばっかり。
美園が好きなおかずでも2つ入っていたら、1つくれる。
あたしと美園の両方が好きなおかずだったら、必ず1つくれる。
美園は言っていた。
『大好きなものを大好きな友達と一緒に食べれたら、もっと美味しく感るの。』
って。だからあたしに分けてくれるんだって。
本当に嬉しそうに笑う美園。
「これ、お礼。好きでしょ?」
美園は自分のお弁当に入っていた唐揚げを、箸でつまんであたしのお弁当箱の蓋の上に置いた。
唐揚げはあたしの大好物。美園はよく、あたしにおかずをくれる。しかもあたしの好きなものばっかり。
美園が好きなおかずでも2つ入っていたら、1つくれる。
あたしと美園の両方が好きなおかずだったら、必ず1つくれる。
美園は言っていた。
『大好きなものを大好きな友達と一緒に食べれたら、もっと美味しく感るの。』
って。だからあたしに分けてくれるんだって。