年上旦那様
淹れたての紅茶を3つ、お盆にのせて運んで行った。
「お待たせー。なんの話してたの?」
「いや、なんで友達なのに、敬語なのかなーって。」
あ、ほんとだ。
ずーっと敬語だったなぁ。
「でも、栗谷さん年上じゃん。」
「私、そんなの気にしませんよ!」
って、言ってるそばから、
栗谷さんが敬語だし。
すると、四季ちゃんが突然立ち上がった。
わわわっ何?!
ってか、紅茶こぼれそうだったよ?!
「決めました!!」
何を?
と、いう顔で、
私と栗谷さんは四季ちゃんを見つめた。
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