年上旦那様
私がリビングに戻ると、
ちょうど漣が朝ごはんを食べ終えた頃だった。
「漣。今日、四季ちゃんと会うから遅くなるかも。」
もしかしたら夜ごはんを四季ちゃんと食べるかもしれないと思い、
漣に伝えた。
「あ、そうか。じゃあ、夏山と飲んでから帰ってくるよ。」
「うん。ごめんね。でも病み上がりだから程々にね。」
「わかってるって。」
漣はそう言って、私にキスをして会社に向かった。
ふー。じゃあ、後は…
あ!四季ちゃんに連絡しなきゃ!
プルルル♪プルルル♪
≪もしもし、ゆゆ?≫
「四季ちゃん?今、大丈夫?」
≪うん、大丈夫だよー。≫
「漣の熱下がったから、今日会えるよ!」
≪ほんと?!よかったー。≫
「何時からなら空いてる?」
≪んー。今日は4限まで講義入ってるから、17時からなら空いてるよ!≫
「じゃあ、久々に外で夜ごはん食べようよ!」
≪いいね!ゆゆ、何食べたいか考えといてよ!≫
「ラジャー!おいしそうなの、探しとくね!見つけたらLINEするよー」
≪わかった!待ってるねー≫
「うん、バイバーイ!」