Reality~切ない恋の唄~
目に入ったのは、赤い消火器。

素手じゃ絶対にかなわないけど…



「やっ…」

麗さんの声に振り返ると、
男はシャツのボタンに手をかけようとしていた。



迷ってる暇はない…

私は消火器へと走った。
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