Reality~切ない恋の唄~
「Streamのことはメンバーで話し合って決めます。
あなたに指図される覚えはない。」

遼さんは、社長の目の前まで歩み寄る。



「事実が明るみにでるのは時間の問題よ。その時、世間の冷たい目にさらされるのは誰かしら?」

社長は椅子から立ち上がると、
眼鏡をはずした。



「あなたの大切な麗ちゃんじゃなくて?」

桜井社長の口元は、微かに笑っていた。
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