尽くしてるのに、、、
「お邪魔…します。」
少し遠慮がちにそう言うと
「遠慮しなくていいのよ?
雅チャンは 私の娘みたいなものなんだから。」
娘というのは 大袈裟だが、
おばさんには いつもお世話になっている。
私の両親は 共働きで
お母さんはスナックのママ。
お父さんは単身赴任。
だから 夜は大体2人とも 家に居ない。
でも、たまにおばさんが 晩御飯を持ってきてくれて。
一人じゃさみしいでしょ?と言って お話をしてくれた。
「それにしても 珍しいわね。
雅チャンからウチにくるなんて。
どうかした?」
心配そうに聞くおばさん。