夢朽ちて・・・
山田はテレビをみながら自分がこの舞台にたっていたらと考えた。
「いや、こっちの生活もなかなか楽しいよ。」
昔の自分に言うようにつぶやいた。
可愛いくて性格の合う彼女もでき
楽しい友人や上司もいる。
そこそこ裕福な生活もできている。
これが幸せかな・・・・。
子供のころ夢みた幸せとはかたちが違うけど。
柔らかい風がカーテンをゆらし部屋に流れ込む。
(あっコンドーム切れてた。)
昼飯を買うついでにパジャマのままコンビニへ行った。
玄関の鍵は開けっ放しで・・・・。