俺様アイドルとオタク女のキケンな関係
――何なんだよ、この態度!?!?
俺は神崎拓真だぞ!!
そして、コイツは2次元好きの3次元への免疫がない変わり者の女だぞ!
前は俺がちょっとこんなことをすれば、顔を真っ赤にしてたのに!
たくっ、イライラするっ!!
ていうか、俺は何でこのオタミクのこと気にしてんだよ。
俺には関係ないじゃんか!
あぁ、もう!!
「ふん、もういい!」
俺はアイツの体を引きはがしグイッと元の場所へ押し戻した。
すると、またアイツは俺にわき目も振らず片づけを始める。
せっかく俺が心配してやったっていうのに、ふざけんじゃねー!