俺様アイドルとオタク女のキケンな関係


「そ、それがなんか悪いかよ!俺のオモチャの分際で、そういう余計なこと考えるな。」


急にムキになるアイツ。


「ホント、アンタってガキ。あたしはイヤだからね。自分で押しなさいよ。」


こんな時に、こんな親子関係の面倒なことであたしを巻き込まないでよ……。


「いいから押せ!」


へっ!?


いつの間にかアイツに手を掴まれ、指先には固いものが沈み込む感触。


ウソ……。


押しちゃったー!!


「何してくれてんのよ!!!!」


「俺だって腹決めてきたんだよ!!」


もう腹立つ!


「はい、何でしょう?」



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