俺様アイドルとオタク女のキケンな関係
―――――――
――――
あたしはカッチカチになって背筋を伸ばしソファーに座っている。
目にうつるのは、見たこともない部屋。
インテリアは全て白と黒で統一されていてモデルルームのよう。
物はほとんどなく片付いていて、生活感がない。
……あぁ、自分の家に帰りたい!!!!
そう、この部屋はアイツの部屋なのだ……。
何で許可すんだー!!ウチの人間おかしいぞ!!!!
そう心の中で叫びながら、ソファーに置いてあったクッションを何発も殴った。
「おい、風呂準備できたから、とっと先入れ。」
「ほえっ!!」
急にアイツ来るからびっくりしたぁぁぁ!
「何変な声出してんだ?」
「わ、わかった!ありがと!」